大人女子に贈る、とびきりリアルな沖縄旅行

恩納村で県産島豚のカツサンドが食べられる人気カフェ「CAFE GOZZA(ゴッサ)」|沖縄恩納村

ライター:
フォトライター舘 幸子
舘 幸子
グルメ_cafegozza_ロースカツサンド
沖縄県北部にある人気カフェ「CAFE GOZZA」のランチタイムにフォトライターの舘幸子が潜入。看板メニューやお店の雰囲気をレポートします。

恩納村の自然の中に佇むカフェ

グルメ_cafegozza_外観
入り組んだ場所にあるので、Google mapをセットして
ダイビングスポットとして知られている「青の洞窟」や沖縄文化をテーマとしたテーマパーク「琉球村」、亜熱帯の自然を再現した自然植物園「ビオスの丘」からアクセスしやすい納村山田の自然の中に佇む「CAFE GOZZA」。

リゾートホテルの「ルネッサンスリゾートオキナワ」からも車で約5分と近く、ホテル周辺で食事する場所を探している人にもおすすめです。

グルメ_cafegozza_外階段
2階がカフェになっています
スペイン語で“楽しい”や“嬉しい”を意味するGOZAR(ゴサール)と、大阪弁の“めっちゃ”を組み合わせてGOZZA(ゴッサ)と名付けられました。

沖縄県産の中でも特に“やんばる”の野菜やフルーツ、お肉を使用し、イタリア料理をベースにした創作料理を提供します。コストパフォーマンスの高い料理や自家製の酵素ドリンクが人気で、特に看板メニューのロースカツサンドを目当てに訪れるリピーターが多数。
ワンポイントアドバイス

カフェは少し入り組んだ場所にあるので、カーナビを設定して向かうのがおすすめ

CAFE GOZZAの駐車場

グルメ_cafegozza_駐車場
駐車スペースはカフェの下と目の前に10台分
専用の駐車場は店舗の目の前と、すぐ近くに10台分あるので安心です。
ワンポイントアドバイス

雨の日は芝生が濡れているので、スニーカーがおすすめ

MEGU WAZOUSKI(メグ ワゾウスキー)のアート作品に囲まれた店内

グルメ_cafegozza_店内1
自然光が降り注ぐ明るい店内
広い店内に配置されているのは、リサイクルショップで買い集めたというテーブルや椅子。
「最近ソファ席のある飲食店が減っているんですけど、うちはまだ子どもが小さくて、子連れでも過ごしやすいように…と思って、ソファ席も用意しています」と店主の川上裕介さん。

■席数:全24席
席数
テーブル席 10席
ソファ席 10席
カウンター席 4席                       

グルメ_cafegozza_店内2
MEGU WAZOUSKIさんのグッズは沖縄土産にもぴったり
奥さまは県内外で引っ張りだこのアーティストMEGU WAZOUSKIさん。店内には強い生命力を感じる唯一無二の世界観で描かれた絵画が展示され、ポストカードやステッカー、キーホルダー、Tシャツなども販売。沖縄の動植物をモチーフに描かれたグッズは、沖縄土産としても大人気です。
ワンポイントアドバイス

デザインの異なるイスが配置されることで、逆にセンスの良さが感じられる

CAFE GOZZAのメニュー表

グルメ_cafegozza_フードメニュー表
フードのメニュー表
グルメ_cafegozza_ドリンクメニュー表
ドリンクのメニュー表
メニュー表は、こだわりのサンドイッチとパスタがあるフードメニューと、沖縄らしいドリンクが並ぶドリンクメニューです。
ワンポイントアドバイス

テイクアウトできるメニューも!

名物!県産の島豚を使ったロースカツサンド

グルメ_cafegozza_ロースカツサンド
ロースカツサンドの器は、シマシマポタリのもの
沖縄地鶏卵をたっぷりと挟んだ玉子サンドや自家製の島豚ベーコンを使用したペペロンチーノ、自家製ミートボールやキノコが入ったトマトソースのパスタも人気ですが“これしか食べない”という常連客も多いのが看板メニューでもある「沖縄県産 島豚ロースカツサンド GOZZA特製ソース」(1,080円)。

川上さんの出身地である大阪では、牛肉のカツサンドが“おもたせ”として使われることが多いそうで「その沖縄バージョンを作ってみました」とのこと。

グルメ_cafegozza_調理シーン手元
グルメ_cafegozza_調理シーン揚げ物中
グルメ_cafegozza_調理シーンサンドイッチのカット
グルメ_cafegozza_調理シーン手元
グルメ_cafegozza_調理シーン揚げ物中
グルメ_cafegozza_調理シーンサンドイッチのカット
広いキッチンで調理をする店主の川上さん
サクッとした食感に仕上げるため、粒子の細かいパン粉を丁寧につけ、高温に熱した油で3分揚げた後、4分置いて余熱で火を通します。このようにゆっくりと火を入れることで、お肉の中心までしっかりと火が通り、肉汁も逃さないのだそうです。

グルメ_cafegozza_ロースカツサンド断面
肉汁があふれるロースカツサンド
そんな揚げたてで厚みのあるロースカツを特製ソースに漬け込み、こんがりと焼き目のついたパンドミ(フランス発祥のパン)で挟んだら完成。余計なものが入らない、シンプルなロースカツサンドです。

炒めた香味野菜と沖縄県産黒糖を煮詰めて継ぎ足した濃厚な自家製ソースがまんべんなく絡んだロースカツはカリッ、サクッ。肉汁がジュワーッ。じんわりと甘いソースとふくよかなお肉のうまみが口の中に広がり、思わず「ハイボールにも合いそう」と思ってしまいました。

川上さんは冷凍しないチルドの島豚を1本単位で仕入れ、筋の部分はミンチに、脂はラードとして揚げ油に活用。食材と向き合い、できるだけ無駄が出ないように工夫します。
ワンポイントアドバイス

オーダーが入ってから仕上げてくれるので、出来立てが食べられる。

自家製の酵素スカッシュで気分爽やか

グルメ_cafegozza_酵素スカッシュ
美容と健康のためにも取り入れたい酵素ドリンク
食後にオーダーしたいのが「県産フルーツ 酵素スカッシュ」(480円)。

グルメ_cafegozza_酵素スカッシュアップ
グラデーションが美しく、見た目からおいしい
フルーツを非加熱で発酵させる過程で植物性の乳酸菌が作られ、生きたままの酵素が取り入れられるのが酵素ドリンクの魅力で、CAFE GOZZAでは、やんばるで育ったカーブチーやレモン、パイナップルと色付けのドラゴンフルーツ(旬の時期にまとめて真空に)でシロップを作り、炭酸割りに。
すっきり甘酢っぱい味わいで、爽やかな気分にさせてくれます。
ワンポイントアドバイス

酵素スカッシュで体の内側から爽やかな気分に

大阪出身の店主・川上裕介さん

グルメ_cafegozza_店主
やんばる食材の魅力を発信する店主の川上さん
20歳の時に「30歳になったら沖縄に移住しよう」とすでに沖縄移住を計画していたという大阪出身の川上さん。20代の頃は大阪のカリフォルニアキュイジーヌをコンセプトにした飲食店やイタリアンレストランで腕を磨き、沖縄移住を叶えた後はリゾートホテルで働きながら物件を探し、今の物件が空いたタイミングで独立。2018年にCAFE GOZZAを開業しました。

そんな川上さんは、やんばるを愛する農家や飲食店など、食で繋がる“やんばるハルサープロジェクト”にも属しながら、日々やんばる食材の魅力を発信し続けます。
恩納村でおいしいランチのお店を探している方は、ぜひCAFE GOZZAへ。
ワンポイントアドバイス

新しい食の循環を作るために立ち上がった“やんばるハルサープロジェクト”に属する店主

CAFE GOZZAの場所・店舗情報[Information]

マップで確認する
・那覇空港から車で約1時間(高速利用)
・石川ICから車で約10分
グルメ_cafegozza_外観
店名
CAFE GOZZA(ゴッサ)
住所
沖縄県恩納村山田2427
電話番号
098-923-3137
営業時間
10時~16時(L.O.15時)
定休日
日曜・月曜
専用駐車場
あり(10台)
予約
禁煙・喫煙
【屋内】
全面禁煙
【屋外】
屋外喫煙場所あり
カード
電子マネー
可(PayPayのみ)
席数
全24席(テーブル席10席、ソファ席10席、カウンター4席)
個室
なし
ジャンル
イタリアン
テイクアウト
あり(メニュー表に記載あり)
看板メニュー
県産の島豚を使ったロースカツサンド(1,080円)
店長のおすすめ
県産の島豚を使ったロースカツサンド(1,080円)

※掲載の内容は取材時点の情報です。最新の金額や内容とは異なる可能性があります。

この記事を書いた人(ライタープロフィール)

フォトライター舘 幸子
フォトライター

舘 幸子タチ サチコ

静岡で生まれ、その後→愛知、神奈川、メルボルン、東京、京都、再び東京、福岡、そして再び京都に住み、2013年春に沖縄在住。元フードコーディネーターのフォトライター。趣味は料理・お菓子作り、筋トレ、社交ダンス、ヨガ、器。